「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

映画感想「プラダを着た悪魔」

湯気に曇ったミラーをさっと拭くと、そこに映ったのは主人公のアンドレアを演じるアン・ハサウェイの姿。 そして同時に軽快な音楽が流れて、タイトルバックが始まります。もうここからはバックの音楽と軽快に進む導入部で一気に引き込まれていきます。そして…

映画感想「手紙」

かなり迷っていたこの「手紙」、まもなく公開終了というところで満を持して見に行きました。 重い、確かに重厚なドラマである。たった一人の弟の学費を作るために、出来心で空き巣に入ったところで誤って老婦人を殺傷してしまった兄。刑務所に入った兄と残さ…

映画感想「トゥモロー・ワールド」

アルフォンソ・キュアロンという監督は「ハリーポッターとアズカバンの囚人」を監督した人である。 それまで何処か子供向けのファンタジー映画であった同シリーズを一気に大人の映画にした監督だ。と私は思っている。それほど分厚い作品を作り上げる監督であ…

映画感想「ソウ3」

ちょっと、2日酔い気味の日だった。そして、こんな日に見るのはいちばん悪条件であることを実感してしまいました。冒頭シーンからいきなりグロテスクな殺人シーンがつづきます。「ソウ」第一部での素晴らしいとも言える伏線と謎の連続という展開から「ソウ…

映画感想「父親たちの星条旗」

まったく、クリント・イーストウッドはすごい映画監督になったものです。 本日、アメリカ側から描いた硫黄島での戦争ドラマ「父親たちの星条旗」を見てきました。 非常に押さえた色彩で、一瞬モノクロかと思えるほどに上品な映像の中で、硫黄島でうち立てら…

映画感想「デスノート the last name」

前編ですっかりはまってしまった「デスノート」の世界。 本日、待望の後編を見に行きました。前編がキラとLの知能戦の対決で一本の物語であったのに対し、後編は新たなる死神レムの登場と、第二のキラ、あまねミサの登場で、話が最初から二本線でスタートし…

映画感想「トンマッコルへようこそ」

韓国映画のファンタジーというのは非常に珍しいのだそうである。つまり、韓国ではファンタジーがヒットしないためだ。 ところが、この「トンマッコルへようこそ」は本国でも大ヒットした。確かに一般的に考えられるような純然たるファンタジーに見えないとこ…

映画感想「フラガール」

超大ヒットでロングランをした話題の映画「フラガール」 福島県の炭坑の町にフラダンスを目玉にしたハワイアンリゾートを作ったという実話を基に作られた物語。 個人的に好きなジャンルではないのと(なにがといって、フラダンスかな?)松雪泰子があまり好…