「シネマラムール」の管理人くらのすけの映画鑑賞日記です。 なるべく、見た直後の印象を書き込んでいるのでネタバレがある場合があります。その点ご了解ください。

2011-07-28から1日間の記事一覧

映画感想「貸間あり」

井伏鱒二原作、古びた邸宅を改造した長屋に集う人たちの様々な人間模様を川島雄三独特のどたばた群像劇に仕上げた傑作の一遍である。出だしが良い。道頓堀の古本屋(天牛書店)で一人の男が学生風の青年江藤と出会い、その青年があこがれる五郎(フランキー…